外大卒業生、上水樽文明さんが著書を出版
~はじめに~
「楽しそうな人生を送ってそうだね。君と話していてワクワク感があるよ、ほんとうに起業して良かったな。」シニア起業して7年目、62歳になる私に、最近定年を迎えた会社員時代の同期友人達からその様な声をいただく様になりました。
と言うのも、もともと早期退職制度もないほどに面倒見が良い会社でした。もちろん私自身も大好きだった会社です。大卒プロパーで33年勤めてきた会社を何でいまさら退職するのか。同期の皆から「諸事情があるにせよ信じられない行動」と忠告を受けた7年前だったからです。
この短い7年の間でもコロナ禍を始めとして世情はかなりの変化を遂げ、働き方もますます多様性を求められる時代になって参りました。ご承知の様に、終身雇用・年功序列を前提とした日本型雇用も崩壊しつつあります。世の中に目を向けると定年後から始まる長い人生に悩み始める人も少なくありません。
人生100年時代という超高齢社会に突入し、生産年齢人口の減少、社会保障費の増加、健康寿命延伸の必要性が問われる中、定年を見据えて一つの選択肢でもあるシニア起業を目指す方々もさらに増えてきています。
その様な意味合いでも、著名な方々の起業本が数多く、ノウハウ本として書店で散見されるようになりました。でも私の様なごく普通の一介のサラリーマンからシニア起業した者の本はあまり見かけません。普通のサラリーマンの方に、同じ目線で良くも悪くも経験に基づいた生の声をお届けしたいと思い執筆に至りました。
サラリーマンを長く続ければ続けるほど組織人としての生き方を学べるものです。私も55歳まで大企業にいて多くの学びを得ることが出来ました。よってシニア制度さえあれば、65歳くらいまで組織人として働くのも勿論選択肢の一つです。
「起業」と聞くと別世界のことの様に思われがちです。しかし、私の中にあるシニア起業は、肩ひじを張らずに好きなことで、年金+小さく稼いで社会貢献してゆくスタイルです。 言わばグライダーの様に省力化しながら70歳、80歳...と楽しく元気で長い人生を滑走したい。その様なイメージを実践している一人に他なりません。好きで飽きないことを地道に正しい方法で続けさえすれば何とかなるものだと信じております。
人生100年時代、シニア起業を選択肢として捉え、「無理せずストレスを溜めることなく、心も健康的に生きたい。」その様なお考えの普通のサラリーマンの方々にお読みいただければ嬉しく思います。また「この人が続いているのであれば、私もシニア起業出来る!」と誰もが自信を持って決断出来る、その様な役割を担える本になれば幸甚に存じます。
2021年7月
上水樽 文明
(うえみずたる ふみあき)

🔵概要
2021年8月3日初版発行
192ページ
B6判
🔵発行所
株式会社セルバ出版
🔵発売
株式会社三省堂書店/創英社
🔵Amazonなどは、8月10日頃、全国主要書店では、8月18日頃に店頭にて発売されます。
🔵価格
1,600円+消費税
◆著者略歴:
上水樽 文明(うえみずたる ふみあき)
鹿児島県出身。 合同会社オフィスTARU代表社員。
<1982年3月>
京都外国語大学 外国語学部 英米語学科卒業。京セラ株式会社入社。以来33年間、主に宝飾応用商品事業部に在籍。東京外商営業責任者、クレサンベール銀座店
店長、新陶芸営業部責任者等に携わる。
<2014年6月>
55歳を機に京セラ株式会社退職。
<2015年4月>
東京銀座を拠点に合同会社オフィスTARUを設立。
ジュエリー・生活雑貨の企画及び販売、イベント&催事の企画運営を開始、現在に至る。
<所属団体他>
東京商工会議所、京橋法人会、佐倉中央ロータリークラブ、京セラ敬愛会、東京ブランドアクションパートナー。
<メディア掲載>
- 日経MJ新聞「50歳からのゆる起業」
- 南日本新聞「鹿児島 人物語」
- 夕刊フジ「定年起業への挑戦」「定年起業 私の事業計画書」「定年起業ヘの挑戦 実践編」
- 週刊AERA「人生100年時代の働き方」
- キャリア教育情報誌「しごとびと」他 以上
